子供のいじめ

いじめられやすい子供のSOS

以前は、いじめられる子供と、いじめる子供の力関係がはっきりしていましたが、最近のいじめは、どの子供がいじめられる側、いじめる側になるかがはっきりと区別できません。
一人の子供どもが、いじめられる一方で、別の子供どもに対しては、いじめを行っている場合もあるというのが実情です。

また、ネットなどを使ったいじめが増え、複雑化しており、誰もが加害者にも被害者にもなりうると言えます。

いじめられやすい子供は、性格的には内気で、おとなしく、自己主張のできにくい子供、陰気な感じで暗い子供、神経質な子供、劣等感の強い子供、ひ弱な子供などに多いようです。
また、行動的には、不潔な子供、動作がのろい子供、運動能力の劣る子供、友達の少ない子供などが多く、体の特徴としては小さい子供、やせ細った子供、肥満の子供などもいじめられやすいと言えます。

いじめられやすい子供の学校および家庭での行動に見られるサインを早く見つけることが、いじめ防止の第一歩と言えるでしょう。

◆いじめられやすい子供のSOS

1.学校内の行動

・顔色が悪く元気がない
・一人でぼんやりしている
・オドオドしている
・どんな遊びでも誘われるとすぐ従う
・友達の使い走りをしている
・プロレスごっこの後、しょんぼりしている
・我慢して皆についていく
・友達に悪口を言われても反抗しないで愛想笑いをする
・広い場所で一人だけで掃除をしている
・遠足や校外見学を嫌がる
・放課後のクラブや部活動を楽しまない
・遠足のとき、一人で弁当を食べている
・授業中に発言すると、後で友達から皮肉を言われる
・「下手くそ」「のろま」などと言われる
・「くさい」「変な子供」などと言われる
・学校をよく休む
・体の不調を訴える
・変なあだ名をつけられている
・ときどき涙ぐんでいる

2.家庭での行動

・帰宅後、ぐったり座り込む
・持ち物や学用品類がなくなったり、壊されたりしている
・お金をこっそり持ち出す
・手足にすり傷、あざをつくっている
・ノートやかばんに、落書きがされている
・内気で小心で、歯がゆい思いをしている
・他の子供のいじめの被害を話題にする
・学校を休みたがる
・頭痛や腹痛を訴える
・遅刻が増える
・SNSやインターネットに神経質に対応している

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いじめの発生原因

◆いじめの発生原因

いじめを受けやすい子供どもの特徴について見てみましょう。

1.集団の中で、他の子供と異なっている

一般的には、集団の仲間と比較して、異なっている者がいじめられやすい傾向が見られます。

・動作や反応が鈍い子供
掃除、昼食、運動などのとき動作が鈍く、遅いと仲間から批判されやすい。
「のろま」「うすのろ」などと暴言を吐く子供もいれば、運動競技などでは、自分の集団にいると、競技日に「お前がいると負けてしまうから休め」などと言う子供もいます。

・おとなしく内気な子供
性格的には内向的でおとなしく、神経質な子供などもいじめを受けやすい。

・不潔に見える子供
洗濯をしなかったり、入浴していなかったりして一見不潔に見える子供も、「汚い」「バイキン」などといじめに遭うことがあります。

・約束を破ったり、嘘を言ったりする子供
友達と約束をしても忘れたり、破ったり、平気で嘘を言う子供は、いじめに遭いやすい。
特に、中学生になると、正義感も強くなっており、「裏切られた」「自分をバカにした」などと思われていじめに遭うことがあります。

・個性が強く、集団に入らない子供
自己中心的で仲間の言うことを聞かない、集団で決めたことも守らない、一緒に遊ばない子供などもいじめを受けやすい。

・体型に特徴のある子供
小柄な子供、大柄な子供、やせ細った子供、肥満の子供など体形に特徴のある子供もいじめられやすい。
 
・いい子供ぶる子供
きまじめで、いい子供ぶったり、教師に告げ口をしたりする子供は、ひどくいじめに遭う。
成績のよすぎる子供も同様。

・転校生
転校生は、言葉が違ったり(方言)、服装が派手だったりするといじめに遭う。しかし、成績がよく親切に教えたりすると、反対に大事にされる。

2.自己主張できない子供にいじめが多い 

自分の考えや意見を主張できなくて、ぐずぐずしたり、無言であったりするといじめに遭う。

NOと言えなくて、従順に従ってばかりいると、過大な要求をされ、金品を強要されることがあります。

いじめに遭っても、嫌だと自己主張しないと相手がますます増長して、弱い子供はさらにいじめに遭うことになります。

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