子供の不登校

不登校になりやすい子供のSOS

子どもの不登校は、単なる教育問題だけでなく、社会問題として大きくクローズアップされてきています。

平成23年度の調査によると、不登校は中学校では年間約9万5000人で、高校では年間約5万6000人、そのうち3分の1の生徒が中途退学をしているというのが実情です。

子どもの不登校に対しては、不登校の傾向をいち早く発見して、適切な対応を図ることが大切です。

不登校になりやすい子供は、学校でも家庭でもその前兆として様々な傾向が見られますので、意外と早期に発見しやすいものです。

◆不登校になりやすい子供のSOS

1.学校内の行動

・友達にいじめられることがある
・友達から嫌われている
・孤立して友達がいない
・転校してきて友達がいない
・盗みを疑われたことがある
・教師を避けるようにしている
・教師を怖がっている
・体の不調を訴えてよく保健室に行く
・顔色がよくなく、元気がない
・学習についていけない
・授業中ぼんやりしている
・急に成績が落ちてくる
・「教室に入るのが怖い」と言う
・遅刻・早退が多い
・休日の翌日など欠席が多くなる
・特定の教科のある日に欠席が多くなる
・「学校がつまらない」と言う
・小さな失敗をいつまでも気にしている
・頭痛・腹痛を訴える
・保健室によく出入りする

2.家庭での行動

・朝、起きられない
・朝、頭痛や発熱を訴える
・朝、腹痛や下痢や吐き気を訴える
・朝、トイレに入ったまま出てこない
・夜遅くまで起きている
・昼夜が逆転した生活をする
・朝は元気がないが、昼ごろから元気になる
・夜になると、「必ず明日は登校する」と言う
・休日や夏休み中は症状がない
・「勉強が分からない」と言う
・「先生に叱られた」と学校を嫌がる
・「先生が嫌いだ」と言う
・「友達がいない」と言う
・「友達に意地悪された」と言う
・友達を避けるようにしている
・「学校なんか大嫌い」と言う
・欠席している子、不登校気味の子のことを話題にする
・明るさがなくなった
・心配性で小さなことを気にする
・学校を休んでも、罪悪感や恥ずかしさが強くない

上のような言動が見られたときには、不登校の兆候があると考えられますので、適切な対応を取る必要があります。

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不登校の子供の特徴

1.不登校の現状

不登校を学年別に見ると、小・中学生ともに学年が進むにつれて多くなっており、特に、小学6年から中学1年になる時点が急激に多くなっています。また、一般的には、小学生より中学生のほうが多いと言えます。

2.私立校より公立校に多い

不登校は、私立校よりも公立小・中学校に多く見られます。
私立校は少人数で、児童・生徒との接触を多くし、不登校を起こさないよう努力していると言えます。
また、問題のありそうな児童・生徒は、公立校に転校させたりすることもあることもあるようです。
さらに、私立校の場合、担任教師への評価も厳しいので、熱心にカウンセリングを行い努力していることも事実です。

3.高校では中途退学に

小・中学校と高校では少し様子が違うようです。高校は義務教育ではありませんので、不登校の結果、中途退学をする者が多いという結果が出ています。

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不登校の原因とその背景

1.子どもの未熟さ

核家族が多い中で、きょうだいげんかの機会がほとんどなく、また父親不在に等しい家庭環境下で、母親が子どもに接近しすぎる、いわゆる母子密着が生まれます。
この結果、子どもの未熟さという現象を招き、学校での軽いいじめや失敗などにも耐えられなくて、不登校に陥るというケースが多く見られます。

2.学歴競争社会での息切れ

学歴競争社会という現実の中で、子どもたちは管理された社会に放り込まれ、ひたすら勉強にしのぎをけずることになっていきます。
そこで落ちこぼれたり、息切れしたりした子が不登校になるケースもあるのです。

3.いじめが原因

学級内で、仲間からいじめられて不登校になる子は結構多くいます。「くさい」とか「のろま」とか「ちくった」などと言われて、小心な子は不登校になっていくのです。
また、中学生くらいになると、集団でいじめに遭ったり、リンチされたりすると怖くて、それで不登校になります。特に気の小さい子は、自殺をするということもあるようです。

4.転校がきっかけ

親の転勤で転校する子も多く、そうした場合、担任教師の受け入れ方によっては、不登校の原因になります。特に、方言が強かったり、小心で友達がつくれなかったり、授業の進度が違っていて学力がついていけなかったりすると、不登校になることがあるようです。

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