高校生の不登校

高校生の不登校の現状と学年別の原因

高校の不登校についての現状と代表的な不登校の原因について解説します。

■高校生の不登校の現状

文科省の2014年の調査

高等学校における、不登校生徒数は53,154人(前年度55,655人)であり、不登校生徒
の割合は1.59%(前年度1.67%)である。
@ 高等学校における不登校生徒数は53,154 人(前年度55,655 人)で、在籍者数に占める割
合は1.59%(前年度1.67%)。
・不登校生徒のうち中途退学に至った者は15,058 人(前年度16,454 人)。
・不登校生徒のうち原級留置となった者は4,494 人(前年度4,779 人)。
A 不登校になったきっかけと考えられる状況は、無気力30.8%、不安など情緒的混乱18.0%、
あそび・非行10.4%など。
B 学校内外の施設や機関等で相談・指導等を受けた不登校生徒のうち、学校外の施設や機関
等で相談・指導等を受けた生徒数は7,416 人(前年度7,581 人)で不登校生徒に占める割合
は14.0%(前年度13.6%)、学校内の施設や機関等で相談・指導等を受けた生徒数は19,279
人(前年度19,411 人)で不登校生徒に占める割合は36.3%(前年度34.9%)。

2014年の調査によれば、全国の高校生のうち53,154名が不登校の状態に陥っていることがわかりました。

在籍者数に占める割合は1.59%(前年度1.67%)なので、高校生63名に対して1名の割合で不登校になっている計算になります。
30〜40名学級であれば、2クラスに1名は不登校の生徒がいることになります。

また、2013年には55,655名が不登校の状態に陥っており、不登校者数は微減しているものの一定の水準を保っていると言えます。

不登校になったきっかけと考えられる状況は、無気力30.8%、不安など情緒的混乱18.0%、あそび・非行10.4%などとなっています。

理由別に見ると、1番人数が多かった理由は、いじめや学業不振に当てはまらない「本人に関わる問題」でした。
2番目以降に「学業の不振」、「友人関係に関わる問題」が続いており、学業不振と人間関係が不登校の理由として多くを占めていることもわかっています。

保護者としては、こういったデータを参考に、お子さんがこういった状況に陥っていないかを見守っていくことが何より大切でしょう。

高校生の不登校を学年ごとに考えてみましょう。

・高校1年生

高校1年の場合、いかに早く学校へ復帰するかが重要なポイントとなります。
単位を修得することができなければ留年の恐れが出てくるからです。

基本的に年間授業数の1/3欠席してしまうと進級が難しくなってしまうので、それまでに復帰できるかどうかで今後の進路が変わってくることになります。

・高校2年生

2年生から不登校になった場合、やはり進級できる段階で復帰できるかどうかが重要です。

逆に1年次から引き続いて不登校という場合、休学することも視野に入れなくてはなりません。

留年してでも同じ高校に復学する…というのであれば、それでも良いのですが、やはり留年の負い目など精神的ダメージを考えると、やや難しい選択肢となるでしょう。

現実的に通信制高校への編入なども考慮し、今後の進路が狭まらないように考えていくべき時期と言えます。

・高校3年生

3年次で不登校になっている場合、高校側に卒業までの必要単位数を確認し、修得できる可能性があるかを検討しなければなりません。

しかし、卒業が困難だからといって大学進学を諦める必要はありません。
高校で取得できなかった単位を高校卒業程度資格認定試験(高認)で補えば、大学受験資格を得ることは可能です。

将来の選択肢を狭めないために何をするべきかを慎重に検討するべき時期と言えるでしょう。

⇒子供の不登校を解決する方法はこちら

 

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